2017年

9月

14日

井上洋治著作選集第9巻のご紹介

さる8月20日に、『井上洋治著作選集』第9巻が日本キリスト教団出版局より刊行されました。既にご購入いただいた方も多くいらっしゃるかと思いますが、「そう言えばまだだった!」という方向けに、その内容をほんの少しだけ、分かち合いたいと思います。

 

☆内容☆

1.『南無の心に生きる』
2.『イエスをめぐる女性たち(抄)』
3.《寄稿エッセイ》山折哲雄「井上さんの思い出」
4.《再録エッセイ》安岡章太郎「こうしてカトリックに入信した」
5.若松英輔「まなざしというコトバ」
6.山根道公「解題」

口絵には神父様の懐かしい笑顔のお写真が複数ついています。ぜひこの機会にお買い求めください。

 

*日本キリスト教団出版局の「井上洋治著作選集特設サイト」はこちらからご覧いただけます。

 

2017年

2月

07日

2月6日:若松さん・山根編集長対談の様子

 

26日、東京・四ツ谷にて若松英輔さん・山根道公さん(『風』編集長)の対談「スコセッシ監督映画『沈黙―サイレンス―』と原作『沈黙』をめぐって」(司会、山本芳久さん)が行われ、合計220人の皆さまにお越しいただきました。

 ↑(左から)山根道公編集長、若松英輔さん、山本芳久さん

 

 

原作『沈黙』を徹底的に読み込んでいる両氏が、映画「沈黙~サイレンス~」の演出の一つひとつ込められた、スコセッシ監督の『沈黙』に対する読みの深みを語りあかす対談となりました。

 

 

この対談は、『風』102号の「『沈黙』(小説と映画)特集」に収録する予定です(20174月刊行予定)。お楽しみに!

 

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2017年

1月

27日

フェレイラ役のニーソンと『沈黙』

 

日本で公開中のスコセッシ監督の映画『沈黙―サイレンス―』。その中でフェレイラ神父を演じたリーアム・ニーソンが昨年12月に応じたCNNのインタビュー記事を読みました。それによると、ニーソンは、自分が出演した作品を観るのは必ずしもいつも楽しいわけではないが、『沈黙』に関しては違ったふうに感じているそうです。

 

 

「『沈黙』は、とても、とても特別でした。この映画は、何らかの形 で、すべての人の心を動かすでしょう。これは信仰と信念を探し求めること、そして我々がこの星に存在する理由についての映画なのです。」

 

 

 

リーアム・ニーソンと言えば、『シンドラーのリスト』や『スター・ウォーズ』で有名な一流の俳優で、日本にもファンがたくさんいるのではないでしょうか。キリスト教文学との関わりでは、今回の『沈黙』以外にも『ミッション』のフィールディング役、『ナルニア国物語』のアスラン役(こちらは声の出演でした)など、キリスト者の信仰と生き方を問うような作品に多々出演しています。

 

 

 

そんなニーソンが「特別」と語った『沈黙』。はたしてどんな映画になったのか、映画館で確かめたいと思います。

 

参考:

●CNN Entertainment. "Liam Neeson on 'Silence': 'It's about questing after faith.'"

(http://edition.cnn.com/2016/12/23/entertainment/liam-neeson-silence-interview/index.html)

●IMDb. "Liam Neeson" (http://www.imdb.com/name/nm0000553/)

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2017年

1月

21日

【映画『沈黙』】教皇フランシスコも読んだ『沈黙』、映画公開へ

 

昨年11月の末に、バチカン・ラジオは教皇フランシスコが映画『沈黙――サイレンス――』の監督マーティン・スコセッシにお会いになった、と報じました。この記事によると、教皇フランシスコは原作である遠藤周作の『沈黙』をお読みになったことがあるそうです。文学への造詣の深い教皇フランシスコですが、別の記事によると、彼の愛読書はドストエフスキーで、中でも『地下室の手記』がお好きだそうです。『沈黙』の原作者である遠藤氏もまた、ドストエフスキーを愛読していました。彼の著作『おバカさん』は、ドストエフスキーの『白痴』に影響を受けて書かれています。

 

 

 

『沈黙』の主人公ロドリゴ神父と同じイエズス会士である教皇フランシスコは、若かりし頃、日本に宣教に赴きたいと願っていたそうです。そんな彼は、今回のスコセッシ監督の映画をどのようにご覧になったのでしょうか。

 

 

 

アメリカで一足早く昨年12月に公開された映画『沈黙――サイレンス――』は、本日121日に日本の映画館で公開です。

 

 

 

<参照>

 

l  La Civilta Cattolia. “Silence. Interview with Martin Scorsese.”

(http://www.laciviltacattolica.it/articolo/silence-interview-with-martin-scorsese/)

 

l  Vatican Radio. “Pope meets film director Martin Scorsese in Vatican.”

(http://en.radiovaticana.va/news/2016/11/30/pope_meets_film_director_martin_scorsese_in_vatican/1275887#)

 

 

*映画『沈黙―サイレンス―』の公開を記念して、映画・原作に関するブログ記事を今日から数回にわたって掲載する予定です。次回もぜひご覧ください!*

↓教皇フランシスコとスコセッシ監督の会談の様子。17世紀に日本人画家によって描かれた聖母像を、スコセッシ監督が教皇フランシスコにプレゼントしています。

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2017年

1月

03日

井上洋治神父ゆかりの地を訪れる旅③~八木重吉記念館~

2016年10月10日に行われた「井上洋治神父ゆかりの地を訪れる旅」の様子を全3回に分けてお伝えするブログの第3弾です。

14時頃、八木重吉の実家の敷地に隣接する八木重吉記念館に到着。

 

こどもの心へ帰っていこうとする祈りの詩や自然を通して神のいのちを感じる詩など、井上神父の求道性と響きあう重吉の信仰の原点に触れることができました。

 

敷地内にある八木重吉像

八木重吉の詩「素朴な琴」が刻まれた詩碑

 

八木重吉の命日である「茶の花忌」(1026日)もまもなくという季節に、ちょうど茶の花が咲いていました。

 

記念館前の道を渡ったところに、八木重吉、妻登美子、子どもたちのお墓が並んであります。

 

15時頃、バスはJR橋本駅に着き、解散となりました。

井上神父の求道性を育んだ原点に近づくことができた充実した旅でした。

 

以上、「井上洋治神父ゆかりの地を訪れる旅」の様子をお伝えしました。

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