お知らせ

井上洋治神父帰天4周年命日祭・井上洋治著作選集刊行完結記念対談&座談会


日時:2018年3月4日(日)13:00-16:30

場所:幼きイエス会・二コラ・バレ9階ホール

参加費:無料(※事前申し込み不要)

スケジュール:

①13:00-14:00 井上洋治神父帰天4周年命日祭・南無アッバの集い

②14:30-15:30 対談「井上神父とドストエフスキー:東方キリスト教を中 心に」…講師:安岡治子先生(東京大学大学院教授)×聞き手:山根道公先生

③15:30-16:30 「風の家」座談会:『井上洋治著作選集』刊行完結をめぐって

対談「井上神父とドストエフスキー:東方キリスト教を中心に」の内容紹介

生涯をかけて日本人が喜びをもってキリスト教と出会い、生きることができるような福音の在り方を追い求められた井上神父は、東方キリスト教の霊性かあ学ぶ道をその大きな課題の切り口の1つとして示してくださいました。講師としてお招きする安岡治子先生は、遠藤周作の親友でもあった父・安岡章太郎氏と共に井上神父から洗礼を受けられ、ドストエフスキーをはじめロシア文学を研究されています。著作選集刊行完結を記念して、東方キリスト教という観点から井上神父がわたしたちに示してくださった日本におけるキリスト教の在り方の可能性を共に考える場になることを願っています。

 

井上洋治著作選集と月曜講座のチラシ

井上洋治著作選集及び10月からスタートする月曜講座のチラシができました。印刷して、興味のありそうなご友人などに配っていただければ幸いです。


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PNGファイル 14.0 MB

風編集室日曜講座・10月からの聖書講座・遠藤文学講座(講師=山根道公)


 日程108日<済>、1112日<済>、1210日、211日(第二日曜日)

会場:幼きイエス会1階

参加費:各1000円(学生500円)

時間:聖書講座…13:30~15:00 

   遠藤文学講座…15:30~17:00

いずれも事前申し込み不要

【テーマ】

12月:Sr. 渡辺和子が遺したもの:聖書の心をいかに生きるか

2月:井上神父新刊『日本人のためのキリスト教入門』に学ぶ①:「無」としての神

遠藤文学講座:世界に発信するキリスト教作家―遠藤周作の文学と生涯

 

日本人とキリスト教という特異なテーマを一貫して深めっていった文学的生涯を辿り、世界的に影響を与えるキリスト教作家遠藤周作の文学の魅力を探ります。

 

<済>10月講座…作家以前―母子体験から初期評論(「形而上的神、宗教的神」初期評論)

<済>11月講座…作家誕生―留学体験から作家誕生(「フォンスの井戸」「黄色い人」「青い小さな葡萄」)

12月講座…作家前期―距離感凝視から距離感を埋める方向転換(「海と毒薬」「おバカさん」)

2月講座…作家中期―病床体験から基督の眼で視る新たな作家誕生(「満潮の時刻」「沈黙」) 

【11月の遠藤文学講座の内容紹介】留学体験から作家誕生:世界に発信するキリスト教作家遠藤周作

遠藤は慶応大学仏文科を卒業後、評論家として活躍し、フランス・カトリック文学の研究のためにカトリック留学生に選ばれる。戦後間もないフランスで、遠藤は第二次世界大戦の傷跡を直視し、西欧文化の壁にぶつかる中で、人間の根源悪と救い、西欧キリスト教と日本人という独自の課題を持って作家を志す。

 

山根道公の遠藤文学講座「留学体験から作家誕生」(11月12日)では、留学中の日記や初期小説を通して、作家・遠藤の原点にある問題意識について考える。正義の名の下で悪を行う人間の「善魔」の問題を問い、人間の根源悪を凝視した「フォンスの井戸」、絶対的価値観を見失った日本人の空虚に襲い来る凡庸な悪を描く『黄色い人』、西洋人のように立ち返ることのできる神を精神的故郷に持たない日本人として、祈りや永遠への渇望を造形化した芸術を自ら創る作家を目指す覚悟を語った最初の長編『青い小さな葡萄』を扱う。

【10月スタート!】秋からの「風の家」月曜講座


 遠藤周作は、井上洋治神父の最初の著書『日本とイエスの顔』が刊行された時、次のように語っています。

 

「自らの作品のなかにあるものは―自分にはそれが書かざるをえない気持がありながら―神学者や司祭に裏うちされない寂しさをいつも抱いてきたのである。そんな私にとって、井上神父の「日本とイエスの顔」は大きな慰めとなる。強い支えとなる。…少なくとも私は自分の「沈黙」や「死海のほとり」「イエスの生涯」の裏づけとなる神学的理論をこの本の随所に見出すことができるのだ。彼と私とが登ってきた路は神学と文学という路であったがあの仏蘭西に向う船の四等船室ではじめて顔をあわせてから二十数年、相似たもの、相交わるものをいつの間にか持てたような気がするのだ。」

 

こうした遠藤作品と井上神父の著作との関係は、井上神父の『日本とイエスの顔』以後の著作についてもいえることで、そうした著作を取り上げ、遠藤作品とその裏づけるとなる井上神父のキリスト教思想・神学の思索の源泉をめぐって、東西の多様な思想も幅広く紹介しながら、両者の相交わるものを探り、さらに現代日本において私たちがそれをどのように受けとり、生かしていくことができるか、語り合います。

 

会場…幼きイエス会9階 

時間19時~20時半

講師…「風の家」出身の4人の講師のうち2ないしは3名が担当します。*講師陣のプロフィール紹介はこちら

日程とテーマ…第1回、第2回、以下のように決定。

3回以降の講師・内容は、決定次第、お知らせいたします。

 

1.10/9  遠藤周作『沈黙』と井上洋治『日本とイエスの顔』(『井上洋治著作選集1』)…山根道公・山本芳久・若松英輔

 ・両作品の根底にある、日本人の心の琴線に触れるキリスト教の在り方を求めて渉猟した東西の思想に注目します。

 

2.11/13 遠藤周作『イエスの生涯』と井上洋治『わが師イエスの生涯』(『井上洋治著作選集4』)…若松英輔・伊藤幸史・山本芳久

・若松英輔著『イエス伝』も取り上げ、現代日本において〈イエス 伝〉を読む意味を考えます。

 

3.12/11 遠藤周作「作家の日記」「ルーアンの丘」と井上洋治『余白の旅』(『井上洋治著作選集2』…山根道公・伊藤幸史

 

4.1/15 遠藤周作『キリストの誕生』と井上洋治『キリストを運んだ男』(『井上洋治著作選集3』)

 

5.2/12 遠藤周作『深い河』と井上洋治『遺稿集「南無アッバ」の祈り』(『井上洋治著作選集5』)

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伊藤幸史神父の「風の家」のミサ

 

日時2017年12月から20182月まで毎月第2土曜日1400~15:00

場所…幼きイエス会・二コラ・バレ2階聖堂